投稿日:2008-03-17 Mon
ジュンク堂で入ってすぐの棚に並べられていたので、目にとまった。サブタイトルの、「すべての仕事に『締切日』を入れよ」がメインの内容で、
おっしゃること自体は確かにそのとおり。
一気に読んでしまった。
メインの主張はもちろんよく分かるんだけど、
書かれている情報がまだ頭の中で整理できていない。
新書ではあまり分析的な読み方なんてしないけど、
ちょっとそういうことをしてみたくなった。
投稿日:2008-03-10 Mon
最近、幾つかの展覧会で仏教に関する知識の不足を痛感したので、まずは入門書を一冊読んでみた。
身近に詳しい人がいなかったので amazon を頼りに見つけたのだが、
これは当たり。
全体の構成は、インドにおける仏教の始まりから、小乗仏教、大乗仏教、
密教それぞれの発生が語られ、更に中国、日本に伝わってどうなったかが
解説されている。
このような歴史の流れに沿う構成は、日本の仏教のいろいろな宗派が
なぜ存在するのかを分からせてくれる。いきなり日本の仏教にはこんな宗派が
あって・・・と始まっても、理解できないだろう。
もっとも、歴史の流れを追うだけでは、学校の歴史の教科書のように、
抽象的な記述ばかりが延々と並ぶつまらない本になる可能性もある。
この本は、そうならずに初心者にも分からせる工夫が凝らされている。
第一に、教義の内容を噛み砕いて説明してあること。それも、必要に応じて
分かりやすい例を持ってきてあるので、頭に入りやすい。もちろん、厳密な
ことを言えば、そういう説明では不正確ということになるんだろうけれど、
初心者としては、まずは不正確でもイメージを持たせてもらう方が有難い。
この本は、それに応えてくれる。
第二に、そこここで問いを投げかけながらそれに答える形で話が進んでいくこと。
淡々とした解説文ではなく、問いと答えが連なる文章の方が、
読んでいて先へ先へと進みやすい。
第三に、多くはないが、ところどころにおかしみを加えてあること。
こういう、いい仕事に巡り合えたのは幸いだった。
仏教関連の勉強は、スムーズに次のステップに進めそうだ。
いつになるかは、分からないけどね。
投稿日:2007-11-04 Sun
同僚の一人が梨木香歩さんのファンだと聞いて、この人の趣味なら自分にも合うかもなぁと思い、
先日、まずは『西の魔女が死んだ』を読んでみた。
児童文学なんだけど、大人の自分にも読み応えがある。
主人公の少女まいの繊細な心の動きと、
おばあちゃんの人生に対する揺らぎのない態度。
余裕のない毎日を送っていて忘れていたものを
思い出させてもらったような気がした。
次に読んだのが、『家守綺譚』。
大人向けの童話といった趣で、
庭のサルスベリは意志を持った存在だし、
主人公の死んだ友人がいきなり掛け軸から出てきたりする。
ゆったりした時間の流れが心地よい。
その『家守綺譚』で名前だけ登場していた村田の話が、
『村田エフェンディ滞土録』。
トルコが舞台だ。
留学中の村田と関わる人々(含オウム)それぞれの
キャラクターと、含蓄のある言葉が味わい深い。
いい作家を教えてもらったなぁ。
投稿日:2007-05-16 Wed
ニュースなどでよく出てくるデータの見方を教えてくれる本。視聴率の0.1%の違いを気にしても無意味だとか、
TOEFLやTOEICの結果で日本人の英語力が低いように言われるのは
他国と受験者の質量が違うから同じ土俵での比較ではないとか、
いろいろと参考になった。
たまたま、今日、厚労省の国民健康・栄養調査なるものの記事が
ネットに載っていた。
それによると、
「朝食は9割以上の小中学生が毎日取っていたが、
子供だけで食べている割合は、
小学校低学年41%▽同高学年40%▽中学生43%」
だそうな。
これなんかも、
両親が働きに出た後で子供だけで
トーストを焼いて食べているシーンを想像すればいいのか、
それとも例えば母親が自分は一緒に食べないけれども
子供の面倒を見ている場合も含むのか、
でだいぶ話は違ってくるだろう。
厚労省のHPにはまだ前年の調査までしか
掲載されていないようなので、
その辺りはよく分からなかったけれど、
そもそもこういうことを考えるようになったのは、
この本を読んだおかげかな。
投稿日:2007-05-11 Fri
おととしだったか鹿児島に旅行した折に、本屋の郷土本コーナーで見つけて
購入したまま積んであったのを、
最近、引っ張り出してきた。
喫茶店に入ったときやら一人で飲むときやらに
ちょこちょこ読んでいたのだが、
南日本新聞の連載記事をまとめた本なので
短いセクションが集まった構成になっていて、
そういう読み方にも向いている。
生産・販売の現場から歴史やライバルの話まで、
幅広く取材して書かれており勉強になった。
宮路直人という記者の方が一人で書かれたようだが、
奥付に「取材・執筆」として名前が載っているだけで、
本の表紙に著者としては掲載されていない。
その辺り、ちょっと微妙。
この本の元になった連載は10年近く前のもの。
その当時はニセモノの黒豚がたくさん出回っていたらしい
(正確には、何が本物かもはっきりしていなかったようだ)。
今はどうなってるんだろう?
スーパーなんかで黒豚と書いてあるのは、
安心して買えるのかな。
南日本新聞(発行元)
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