投稿日:2007-06-30 Sat
全体は、二部構成になっている。パート1は、ロストロポーヴィチとその妻で引退したソプラノ歌手のガリーナ・ヴィシネフスカヤへのインタヴューが中心。パート2は、ロストロポーヴィチが小澤征爾指揮のウィーンフィルとペンデレツキの新曲を演奏したときのリハーサルとガリーナが生徒にレッスンをつけている様子がメインになる。といっても、観ていて二部に分ける必然性は特に感じられず、テレビで二回に分けて放送したものをまとめて映画館に持ってきただけみたいに思えなくもなかった。観る前の予想と違ったのは、奥さんのヴィシネフスカヤがロストロポーヴィッチと同じくらいの重さで、というか、どちらかといえばやや彼女の方に傾斜して、扱われていること。それも偉大なチェリストを献身的に支える妻、ではなくて、若くしてボリショイに抜擢された天才的なソプラノ歌手、という位置づけだ。
そういえば、画面に出たタイトルは、Elegy of Life Rostropovich, Vishinevskaya だった(本当はロシア語なんだろうけれど、輸出用バージョンが上映されていたということかね)。もともと、ロストロポーヴィチだけでなく夫妻を扱う映画なわけで、邦題を見て騙されてたのね。
ロストロポーヴィチはインタヴューで専ら音楽について語っているけれど、ヴィシネフスカヤは前夫との間の子供の話など音楽以外についても語る(というか、監督のソクーロフさんもよく死んだ子供の話なんか質問したもんだ。夫妻との間に、それだけ信頼関係を築いていたのだろうか。インタヴュー前にどきどきしている、みたいなナレーションが入っていたから初対面かなと思ったのだが)。
彼女のソプラノ歌手時代や現在はオペラの学校で教えていることなんかも含めて、こちらは初めて知ることばかりなので、旦那の話よりも嫁さんの話の方が印象に残っていたりする。もちろん、旦那がショスタコーヴィチやプロコフィエフについて語るところも興味深くはあったし、夫妻の金婚の祝宴でおどけてみせるロストロポーヴィチも新鮮だったけれど。
映像の作り方について。金婚の祝宴の場面とかリハーサルの場面とかをそれぞれまとめて見せるのではなく、頻繁に画面を切り換えて断片的に見せていくやり方が採られている。祝宴の場面がちょっと出てきたら若い頃のヴィシネフスカヤが歌っている映像になり、それもすぐまた切り換えられ・・・という感じだ。
専門的には何か名前がついているんだろうし、割とポピュラーな手法だとは思う。けれど、少々画面の切り替えをうるさく感ずるところもあった。そもそもこの手法はどういう効果を狙ったものか知らないけれど、この映画を観ている限りでは、そうすることによって単調さを避ける、もっと意地悪い言い方をすると、一つの場面を長々と続けたのでは観客が退屈しそうなところをごまかすため、と思えなくもなかった。
以下、余談。
祝宴の場面では、ヨーロッパの王族が何人も集まっている。もちろんロストロポーヴィチがそれだけの人を集め得る存在だというのもすごいのだけれど、むしろ、世の中にまだこんなに王家が残っているのか、と妙なところに感心してしまった。
ソ連時代に権力と戦った話は、出てはくるけど焦点を当てられている感じではない。インタヴューでもっと突っ込んでくれるかと期待していたのだが。ソルジェニーツィンの顔、初めて見たかも。
リハーサル(と、ちょっとだけ本番)が出てきたロストロポーヴィチ、小澤、ウィーンフィルの演奏会は、おそらくここで紹介されているものだろう。ペンデレツキの新曲は、「チェロと管弦楽のためのラルゴ」という名前だったらしい。
私が観た映画館ではスクリーンが二つあるためか、上映前に「こちらは○○の上映館です」というアナウンスが入る。そのアナウンスをする方が、「ロストロポーヴィチ」をスムーズに言えなくて噛んでおられた。確かに、日本人には発音しにくい名前だわな。
ロストロポーヴィチが亡くなったことへの言及は、当然ながら映画の中には、ない。観客の方は、ほとんどがそれを知った上で来場されているのだろうけれど。
ロストロポーヴィチ 人生の祭典
投稿日:2007-06-29 Fri
【ネタばれあり】前3作は未見。予備知識ゼロで観に行った。
リアリティ無視で派手なアクションを見せる映画だというのはよく分かった。なんせ、車が空から降ってこようが戦闘機が至近距離で爆発しようが、何メートル下に落下しようが、ブルース・ウィリス演ずる主人公のマクレーンは決して行動不能にはならないんだもの。
マクレーンは警察の人間だが、相手を傷つけずに逮捕するなんてことは考えずに(確かにそんな余裕もないが)、遠慮なくぶち殺す。ヒーローは女を傷つけないなんてルールも、ここにはない。マギーQ演ずるマイとは本気で殴り合う(そして、結構痛い目にあう)。
そういうところに突っ込みを入れずに次々と繰り出されるアクションの数々を楽しめば、退屈はしない映画だ。
マクレーンはアナログ男。サイバーテロの話で周りは人も物もデジタルがいっぱいだから、対比が効いている。
観たときに思ったのは、まあ、そんなところ。
帰宅後にネットで少し調べたところ、こんなことも分かった。
この映画では娘を人質にとられて助けに行くのだが、シリーズ1、2作目は妻を助けに行く設定で(3はよく分からないけれど)、本作はそれを踏襲しているらしい。
マクレーンはごたごたに巻き込まれるという点ですごく不運な男で、それをぼやくのがお約束らしい。ヘリに車をぶつけて撃墜しに行くときにぼやいていたのはやや唐突だと思ったが、シリーズを前から見ている人にとっては、「おお、出た出た」という感じなのだろう。
特に第1作は評判がいいようだし、そのうち観てみるかなぁ。
ダイ・ハード4.0
投稿日:2007-06-28 Thu
中丸三千繪(S)、菊地真美(Pf)、アクロス福岡シンフォニーホール素晴らしい。オペラの曲が多く、歌詞もどのような場面かも分からないのだけれど、それでも心が揺さぶられた。
歌い始めのときに、「あ、綺麗な声」と思ったのだが、それがときにつぶやき、ときに高く舞い上がり、オペラでやっているのであろう身振り手振りと相俟って、感情が伝わってくる。一流の人はこれだけのものを持っているんだなと実感した。
前半の曲目。
ヘンデル 私を泣かせてください(歌劇「リナルド」より)
ドナウディ あの人なしに
カタラーニ 口づけなしに
プーランク 愛の小径
アルファーノ あなたが黙せば
アルファーノ お慈悲深い神様(歌劇「復活」より)
ベッリーニ ああ、いくたびかあなたのために
(歌劇「カプレッティ家とモンテッキ家」より)
プッチーニ さよなら、あなたの愛の呼ぶ声に
(歌劇「ラ・ボエーム」より)
シャルパンティエ その日から(歌劇「ルイーズ」より)
客席は、前の方はほとんど埋まっていたけれど1階の後ろにはかなり空席があったから、8分程度の入りか。ちなみに、この日は3階に客を入れていなかった。
2曲終わったら袖に引いてまた出てくるパターン。この間のとり方は演奏者側の都合があるのかもしれないけれど、遅れて入ってきた人なんかも助かっていたように思う。6曲目が終わったところで衣装を変えて出てこられた。
8曲目が終わったところで、休憩のアナウンスが入る。何か変だなと思いつつ席を立ったら、「たいへん失礼致しました。もう1曲ございます」って(爆。中丸さんは大げさに首を振り振りステージに出てこられて、「私が申し上げたのではないので」みたいなことを一言。客席から笑いが起きていた。アクシデントがあったときに何事もなかったかのように舞台を進めるべき場面もあるだろうけれど、ここではそうやって反応してみせたことで、聴衆も次の一曲に向けて気持ちを切り替えられたように思う。
後半、また衣装を替えて出てこられた。前半は二つとも白だったが、今度は薄いながらカラフル。曲目は、以下のとおり。
熊本県民謡 五木の子守歌
山田耕筰 この道
ラフマニノフ 春の洪水(「12の歌」より)Op.14-11
ドニゼッティ あなたたちは泣いているの〜私の生まれたあのお城
(歌劇「アンナ・ボレーナ」より)
ヴェルディ ありがとう、愛する友よ
(歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より)
プッチーニ 歌に生き、愛に生き(歌劇「トスカ」より)
ベッリーニ 清らかな女神よ(歌劇「ノルマ」より)
日本の2曲、特に五木の子守歌を後半の最初に持ってきたのは、他とはやや異質だからかなと思ったけれど、聴いていてそんなに違和感は感じなかった。
途中でまた衣装をチェンジ。今度は真っ赤なドレス。
最後の辺りは、名前くらいは耳にしたことのある曲が並ぶ。聴きなれたお客さんも多かったに違いない。最初から盛んだった拍手が、一段と大きくなっていた。
プログラムが終わってから、マイクを持たれて雑談めいた挨拶。肉体改造とかおっしゃっていたけれど、ネットで調べると、すごく努力されているらしいね。
アンコールは、盛りだくさん。
プッチーニ ドレッタの夢(歌劇「つばめ」より)
ドヴォルザーク 月によせる歌(歌劇「ルサルカ」より)
カタラーニ 我が故郷(歌劇「ラ・ワリー」より」
ヴェルディ さらば過ぎ去りし日々よ(歌劇「椿姫」より)
マスカーニ アヴェ・マリア
モリコーネ ニューシネマパラダイス
プッチーニ 私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」より)
ショパン 別れの曲
最後は、半分くらいの人は立って拍手していた。スタンディング・オベーションってやつね。え、お前はどうしてたんだって? もちろん、立ち上がって拍手してましたとも。
中丸三千繪(東芝EMIサイト内の紹介ページ)
投稿日:2007-06-28 Thu
今日は、会議の後、この春に引越しした同僚のマンションに集まってご飯。
なかなか楽しい時間であった。
それにしても、同僚の新居は綺麗で広い。
ごみごみした狭い自分の部屋に引き比べて、
ちょいと掃除でもしようかとか、
広い部屋に移りたいなとか、
そういう気が起きなくもなかった。
明日の朝起きたときに、
その気持ちを覚えているかどうかは問題だが。
投稿日:2007-06-26 Tue
丸善とAmazon.co.jpが、それぞれのサイトで、共同ブランドストアをオープンするという告知を掲載している。今一つピンと来ない書き方だけれど、要するに丸善は自力でネットショップを運営するのを止めるのだろう。確かにアマゾンは便利だけど、一極集中が進みすぎるのも何だかなぁ。
投稿日:2007-06-26 Tue
某デパート東館2階のプレイガイドで、初めてチケットを買ってみた。店員さんは、二人。おばちゃんとお姉ちゃん。ちょうどお姉ちゃんが接客していたので、おばちゃんに向かって「すみません」と声をかけたんだが、おばちゃんはニコニコするだけで動かない。何か理由があるんだろうけれど、カウンターの中に制服着て立ってるんだから、客は当然対応してもらえると思う。それをしないんなら、悪いけどこういう理由で接客できないんだよ、と一言説明があって然るべきじゃないのかなぁ。そうでなければ、客の見えないところに引っ込んでなよ。
お姉ちゃんの接客が二人終わってから、ようやく私の順番が回ってきた。コンサートのチケットだったのでどの位置かが問題になるんだが、どこがいいですかと訊いてくるくせに座席表は出てこない。しょうがないから2階席は空いてるかとか適当に尋ねていって、その辺なら空いてる、という話になってようやく座席表が出てきた。遅いって。
いざ購入する段になって名前と電話番号を書かされるのだが、この記入は任意。そこはすっ飛ばしてただ「書いてください」と来た。個人情報にすごくルーズなうちの職場でも、最近はそういうことすると怒られるんですけどねぇ。
しかもこのお姉さん、私とその前に相手をしていたお客さん達の対応をしていた間、笑顔は全くなし。ほら、スマイル、スマイル。
結論。チケットはネットで買う時代になっているのに、こんな接客してたら誰も買いに来なくなりまっせ。
投稿日:2007-06-26 Tue
街を歩けば、あちこちで山笠の飾りつけをやっている。もう、そういう季節なんだねぇ。
投稿日:2007-06-24 Sun
松本清張記念館を出た後、天守閣はパスして小倉城庭園へ。庭園自体は、建物と池との高低差が結構大きい。本来は建物から出て庭を一周できる作りになっているようだが、池に置かれた飛び石が水没していて実際には歩けない雰囲気。この季節で草木が勢いよく茂っていて、しかも雨が降ったり止んだりして蒸し蒸ししていたため、やや生々しい印象が残った。冬にでも出直せばまた違うんだろうな。
ここは庭園を見て終りかと思ったら、そうでもない。展示室みたいなものがあって、最初の部分は食事やら贈答やらのマナーが紹介されている。この日はそういうお勉強をする気分でもなかったので、この辺りはいい加減に通り過ぎた。
その先の部分では、「とめる、かざる〜ボタンの文化史〜」というものをやっていた。広くはないスペースだが、ボタンがずら〜っと並んでいてなかなか壮観だ。もっとも、ボタンだけ見せられても、今一つイメージが湧かない。一つだけ、加藤清正が着たというボタン付の衣服が展示されていたが、要所要所でそういうものを入れといてもらえると、素人でもどういう状況で使われるボタンなのかのイメージが湧いたんじゃないだろうか。
建物の中には、他にも資料室やら実習室みたいなものがあって、「庭園」という名前ではあるけれど、小さな資料館みたいなイメージで捉えた方がいい施設のように思えた。
小倉城庭園を出てから、リバーウォークに入っている北九州市立美術館の分館も覗いてみたのだが、絵本の原画の展覧会をやっていて今一つ食指が動かなかったのと、夜は仕事をしなければならない状況だったことがあって、結局中には入らずに帰ってきた。
他にも、北九州市立文学館とかゼンリン地図の資料館とか、この日は行けなかった場所が結構ある。また今度。
投稿日:2007-06-24 Sun
昭和館は、旦過市場(たんがいちば、と読むらしい)のそばにある。この市場も一通り歩いてみたが、シャッターを下ろしている店が多く、かなり寂しかった。どうやらにぎわいを見るためには、平日に来る必要があるらしい。ちなみに「旦過」とは、禅宗で雲水が宿泊することをいい、それが地名の由来だそうな。
旦過市場の近くには、割と大きな本屋があった。クエストという名前で、井筒屋がやっているらしい。文具コーナーが広い。郷土本なんかも、結構充実していた。
そこから少し歩いて、松本清張記念館へ。なかなか立派な建物だ。
清張愛用のカメラなどの品々や、原稿(複製と書いてあったけれど、紙の焼け具合などまで本物っぽく作ってある)も興味深かったが、ここの展示のメインは何といっても清張の家の一部、応接室、書斎、書庫を再現した部分だろう。清張がどのような状態で執筆していたのかイメージが湧いたし、書庫に納められているであろう蔵書の量にも圧倒された。
ちなみにここのミュージアムショップは清張の書いた本が揃っているらしいけれど、あったら買おうと思っていたクリアファイルは残念ながらなかった。
投稿日:2007-06-24 Sun
【ネタばれあり】小倉の昭和館に、初めて行ってきた。
名前の通り昔ながらの映画館という雰囲気の建物。
スクリーンは2つあるみたいだけれど、
入口はそれぞれ別。
チケット売場も入口とは別にあって、
まずはチケットを買ってから自分が見る方のシアターのドアを
開けて入るともぎりさんがいて、
そこが狭いながらも待合室みたいな感じになっている。
シネコンに慣れてしまった目には、
かえって新鮮に映る。
上映も二本立て1000円。
入替制でもないような雰囲気だった。
この日やっていたのは、「武士の一分」「あかね空」の組み合わせと、
「敬愛なるベートーヴェン」「ブラックブック」のペア。
わたしは邦画の方の「あかね空」だけ見てきた。
さて、その「あかね空」。
京都から江戸にやってきた豆腐職人の永吉が
豆腐屋を開き、苦労しながら成功させる。
彼の死後、博打にはまった長男栄太郎の借金をネタに、
悪い同業者から店を奪われそうになるが、
最初はヒールに見えていたヤクザの傳蔵の助けで
残された妻のおふみや子供達はめでたく店を続けていく。
しばらく前に山本一力の原作を読んで、
こういう人情噺もいいなぁと思いつつ、
もう少し個々の出来事や人物の性格を
突っ込んで描いてもいいんじゃないかと思ったのだが、
映画についても同じような感想をもった。
例えば、最初は京都風の柔らかい豆腐が江戸っ子の口に合わず
頑張っているうちにやっていけるようになるのだが、
その間の経緯は寺に豆腐を納めるようになったことしか描かれない。
最初は長屋の人達が喜んで買って行ったのに食べてみてがっかり
する様子を描いていたのだから、彼らが考え直して「京や」
(永吉の店の屋号)に買いに来る描写くらいあっても
よかったのではないか。
(この点、原作がどうだったかはよく覚えていないが)
それは措くとしても、いささか違和感があったのは、
最初に相州屋の正吉が行方不明になるシーンを出しているのに、
その相州屋の関係者はみな脇役で、この最初のシーンが
その後のストーリーの進行に決定的な役割を果たしていないこと。
ここも構成を考える余地があったんじゃないのかなぁ。
そういえば、傳蔵の手首のアザも、最後まで
はっきりとは見せなかったけれど、
冒頭に正吉のアザを見せているのだから、
どこかでちゃんと見せて伏線を回収しておいて欲しかった気がする。
出演者では、内野聖陽(「まさあき」と読むんだね)が
永吉と傳蔵の二役をこなしているのはすごいと思った。
双子とかで一人二役をやるのなら分かるが、
この二人は顔つきや物腰からしゃべる言葉まで対照的で、
それを綺麗に演じ分けるのは結構大変なのではないか。
逆におやっと思ったのは、娘のおきみを演じた柳生みゆという人。
父親が死ぬシーンで、「おとっつぁん」とか何とか叫びながら、
ただ突っ立っているだけで、父親にすがりつこうとか、
そういう体の演技がない。
行方知れずになっていた栄太郎が帰ってきたシーンでは
さすがに兄にすがりつくというか拳で叩くというか、そういう
感じのことはしていたが、どうも大人しすぎる。
ご本人ではなく監督がつけた演技なのかもしれないし、
まだ子役に近い歳だからこんなものかもしれないのだけれど、
ちょっと見ていて引っ掛かった。
まあ、何だかんだ言って、時代劇は好きだから
見て満足してるんだけどね。
そういえば、永吉が修行したのは南禅寺前の平野屋という豆腐屋だ、
という設定になっていたと思うが、エンドロールの中に、
「豆腐指導 平野屋」だったか、そんな感じの記載があった。
ほぉ、平野屋って、実在するんだ。
ネットで調べてみたら、「平野とうふ」という店が出てくる。
場所は南禅寺じゃなくて、街中のようだが。
エンドロールに書いてあった店がここなのかどうかは、
分からない。
あかね空
投稿日:2007-06-23 Sat
こんな記事を見つけた。「鹿島市生涯学習センター・エイブルで[24日に]予定されていた海外デュオのコンサートが中止になり」「市は新聞などに約30万円かけて広告を出した。しかし21日になって[興行主の音楽事務所の]倒産が判明。事務所社長とは連絡が取れない」のだそうな。
中止になったのは、マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(Vc)とアウグスティン・マルーリ(g)という人の出演するコンサートで、同じ取り合わせで別の日にコンサートが予定されていた岡垣サンリーアイのHPにも中止の告知が出ている。
細かい事情は分からないけれど、この音楽事務所の経営が苦しくて出演者の旅費とかも出せなくなって中止になっちゃったのだろうか。鹿島市が出した広告代が回収できない心配の他に、チケット代の行方も気になる。
チケットの払い戻しはかしま市民立楽修大学事務局というところがやるらしいけど、そこは損失を被ることはないのかな。チケットを買った人が払った代金が、まだ音楽事務所に渡ってなければ大丈夫だろうけれど。
投稿日:2007-06-22 Fri
【ネタばれあり】フランスの南東部からスペインの西の端まで歩く巡礼の旅。1500kmくらいあって、二、三ヶ月かかるらしい。
参加者は、ガイドを含めて9人。歩き通したら遺産を相続できる中年の兄弟3人。兄は社長、妹は教師、弟は無職のアル中だ。軽いトレッキングと勘違いしていそうなお姉ちゃん2人。お姉ちゃんの片方に近づきたがっている同級生らしいアラブ系のお兄ちゃん。彼と一緒に参加したもう一人のアラブ系のお兄ちゃんは、字が読めない上に、なぜかメッカに行くものと勘違いしている。それに、何だか謎めいたところのあるスカーフを頭に被った女性が加わる。
彼ら9人が歩き続けるうちに、3人が兄弟喧嘩を始めたり、ガイドの子供が熱を出して妻は浮気したらしいとか社長の妻が倒れたとかいう知らせが入ったり、字の読めない兄ちゃんにお姉ちゃんの片方が字を教えようとするがうまくいかず、教師のおばはんが教えだしたり、社長が帰ると言い出してガイドと喧嘩したり、アル中は途中のバーに入って一杯やるけど金がなくてスカーフに払わせたり、まあ、いろいろなことが起きつつ旅は進み、サンジャックに到達して(更に先にあるらしい)大西洋に臨む浜辺で完結する。
途中で字の読めない兄ちゃんの母親が死んだと相棒の兄ちゃんが聞くけれどなかなか言えなくて最後の浜辺でそれを告げ慟哭するシーンがあったり、途中でアル中とスカーフができてしまうが最後の辺りではスカーフはガイドと付き合い出しているあたり、単なるほのぼのした物語ではない。
けれど、基調はさわやか。9人の間が最初はぎくしゃくしていたのが、旅を続けるにつれていい関係に変わっていき、途中、3人兄弟がここまで歩いたら相続はできると言われてもなお参加し続けたり、アラブ系の3人(お兄ちゃん2人とガイド)は泊めないと教会で言われたときに全員そこには泊まらなかったりと結びつきが出て、全員が一緒に最後まで歩き通す。
なかなか満足できた映画だった。
ロードムービーでもあり、群像劇とも言える作品だから、それぞれの見方から他の作品と比べてみたら面白いだろうな。
そうそう、ところどころ、超現実的な映像がはさまれるんだけど、あれは(アル中とスカーフがベッドインしているのとかは別にして)登場人物が見ている夢の内容なんだろうね。けど、何を意味しているのかは、字の読めない兄ちゃんの夢で大きなAの字が歩いてくるのなんかを除くと、今一つ分からなかった。
サン・ジャックへの道
投稿日:2007-06-21 Thu
このところ、ホークスの調子が良くない。目下4連敗中で、6月に入ってから6勝8敗と負け越している。
勝てないときはどのチームにもあるだろうけれど、
マスコミを通じて伝わってくるコメントなど見ていると、
どうも「勝たなければ」「結果を出さなければ」という
意識が強すぎて、のびのび野球をやれておらず、
それで更に勝てなくなる、という悪循環に陥っているような気がする。
こういうときに必要なのは、雰囲気をコロッと変えて
皆をリラックスさせられる人ではないか。
例えば、日ハムの森本のような。
ホークスの場合、思い浮かぶ顔は、
みんな真面目一辺倒な印象がある。
意外にその辺りが、チーム作りの際は重要かもしれない。
・・・などとつらつら考えるのは、
今の自分もそれに似た状態だな、と
昨夜飲んで騒いだ後ふと思ったからなんだけどね。
投稿日:2007-06-20 Wed
今日はロングランの会議の後、数名でスペイン料理の店へ。料理、おいしい。
ワインも高いものは頼んでないけど、悪くない。
デザートがアイスクリーム系のものしかなくて
手薄な印象はあったけれど、
まず満足できるところだった。
そして何より、
たまにはこうやってにぎやかに発散するのもいいもんだねぇ。
・・・あ、明日の仕事の準備、できてない(^^;
投稿日:2007-06-19 Tue
【ネタばれあり】女性教師と15歳の教え子の禁断の恋、というと、それだけで十分映画のネタになるだろう。この映画の公式サイトも、女性教師シーバを演じたケイト・ブランシェットの写真を大きく出して、「彼女の恋の相手は15歳だった」とキャプションをつけているから、その路線で売ろうとしているように見える。
しかし、実際の中身はちょっと違う。主人公は、ジュディ・デンチ演ずるバーバラという同僚の方だ。定年間近の孤独なオールドミスであるバーバラは、新入りのシーバに目をつけて親密な関係を築こうとする。バーバラがシーバと教え子の情事を目撃し秘密を共有したことが、その親密な関係の重要な要素となるわけだ。
もっとも、バーバラの愛猫が死に、慰めてもらおうとシーバを訪ねたとき、シーバはちょうど息子が出演する学芸会(?)に家族と共に出かけるところで、板ばさみになったシーバは学芸会の方に行ってしまう。
それを恨んだバーバラは、他の同僚教師に「こういう噂がある」という形でシーバと教え子の関係をばらす。その結果、ことは公になり、大騒ぎが起こる。
最後は、バーバラの妄想混じりの日記をシーバが読んでしまうことで二人の関係は終り、シーバは夫のもとへ戻る。バーバラは、以前同様に親密になろうとした元同僚にストーカーしていたことがばれて退職させられるが、ラストシーンでは新たな獲物(?)に声をかけている。
ジュディ・デンチは見事。冷たく嫌な奴なんだけれど実はすごく孤独で、ゆがんだ形でしか他人との関係を求められないバーバラという人物がよく伝わってきた。
ケイト・ブランシェットも、情事がばれて家を出て行くときの妖しげな目とか、最後に家に帰るときの気弱な表情など、ちょっとしたところの演技がいい。もっとも、なんで15歳の教え子と関係を持つに到ったのか、その内面は今一つよく分からなかったが、これはその部分が軽く扱われているためで、演技のせいではないだろう。
ところで、バーバラはレズビアンなのか。バーバラの妹(?)がそう思っていると分かる会話が途中で出てくるが、バーバラの独白のシーンでは、バスの運転手と手が触れただけでも体が疼く、というようなことを言っていたから、たぶんそうではないだろう。
だとすると、バーバラはなぜ女性ばかりに親密な関係を求めるのだろう? ここは面白いポイントのような気がするのだが、今のところ納得できる説明は思いつかない。
あるスキャンダルの覚え書き
投稿日:2007-06-18 Mon
仕事に区切りをつけて一服しようと思ったら、行きつけの喫茶店は閉まっていた。
そこで、近くのビルの、
本屋の入っているフロアにあるカフェに足を運んだ。
店員さんは、お姉ちゃん二人。
なかなか愛想がよろしい。
アイスカフェラテなど飲みながらくつろいでいると、
お客さんが一人、お帰り。
そこで店のお姉ちゃん達、
声を揃えて、
有難うございました〜
またご利用下さいませ〜
う、完全にハモっている。
思わずクスッとしてしまったのだが、
お姉ちゃん達は、どうやら大真面目だ。
また別のお客さん、お帰り。
おお、またハモっとる。
これ、店のマニュアルにそうせよとなってるのだろうか、
それともご本人達の開発した技なのか。
そのうち私も席を立つ。
今度もハーモニーは完璧だった。
投稿日:2007-06-17 Sun
【ネタばれあり】映像、特に抑えた色彩と戦闘シーンの動きの美しさが印象に残った。その辺り、中国のこの種の映画を見慣れた人にはどう評価されるのか分からないけれど、私は「HERO」くらいしか見ていないので、十分新鮮に感じられた。
チャン・ツィイーは美しいが、もう少し歳をとってからこういう役をやると、更にいい味が出るのではないか。
ストーリーは、今一つ。人間のどろどろした部分と政治的策謀がそれぞれ中途半端に描かれていたような感じを受けた。元ネタはハムレットだそうだが、ほとんど忘れてしまっている。久しぶりに読んでみるかな。
ラスト、チャン・ツィイーが刺される場面で誰が刺したのかは明らかにされないが、これは刺したのが誰かは問題ではなく、残った女帝もいずれは倒される運命だと示したかったのだろうと思った。
女帝[エンペラー]
投稿日:2007-06-17 Sun
風邪は、ほぼ落ち着いた。ところで、
ここ何日かの記事に付けられたコメントが
消えているようだ。
どれもスパムみたいだったから
一向に差し支えはないのだが、
こちらで何の操作もしていないので、
ちょっと気になる。
fc2のトップを見ても、
何のお知らせもなさそうだし。
何が原因なのだろう。
投稿日:2007-06-16 Sat
今日も症状が改善せず、夕方近くまで寝ていた。それで飯くって少し散歩したら、多少落ち着いてきた感じ。
こういう場合、体を動かした方がいいのかね。
投稿日:2007-06-15 Fri
一晩寝ても風邪は治らず、午前中は休みにして家で寝ていた。
午後はどうしても処理すべき事務があったので仕事に行き、
夜は飲み会。これも立場上欠席というわけにはいかないもの。
帰ってきたら、ちょっとへろへろな状態。
風邪をひいたの自体が久しぶりで、
体がどう対処するか困っているのかもしれぬ。
ともあれ、寝よ。
投稿日:2007-06-14 Thu
風邪をひいてしばった。(というセリフが『究極超人あ〜る』にあったと思うのだが、
今は手元にないので確認できない)
今週はいつもより疲れ気味だった上に、
昨夜から喉が痛く、
今日は鼻水まで出てきた。
こういう日は無理して仕事しても
ミスするばかりだ。
早く寝よ。
投稿日:2007-06-14 Thu
【ネタばれあり】オカンとボクの関わりに話を絞ったのは原作からそうなのか脚本からなのか分からないけれど、成功していると思う。物語は淡々と進み、静かに感動させる。
当然、現実にはボクの中で心の葛藤があり、金銭の負担があり、仕事との両立での疲労があった筈だが、そうしたドロドロした面はボクが酔ってクダを巻く場面とか、オトンとの間で入院費について交わす会話とか、オカンの亡骸の横で仕事をする場面とかでさりげなく示唆されるだけだ。この辺りのバランスのとり方が絶妙。
九州の場面や美大生から売れない時代あたりの主人公の生活の描写は、当時を知る人の懐古の情をかきたてるだろう。それを前面に押し出して成功したのが「ALWAYS 三丁目の夕日」で、「フラガール」あたりも部分的にはそういう要素を含んでいたと思うが、この映画にもそれがある。
原作はリリー・フランキーの自伝的小説だそうで、大筋この映画で描かれたような形で彼は両親と関わってきたのだろう。この点、自分もそう遠くない将来、その種の現実と直面する可能性が高いので、考えさせられた。
そういえば、オカンがミズエに遺した手紙には、何が書いてあったのだろう。自分の親もああいうことをやりかねないので、ちょいと気になる。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
投稿日:2007-06-13 Wed
マリナーズが今季初の5連勝で、首位エンゼルスと3ゲーム差に迫った。
そこで城島がコメントして曰く、
「必死豆炭で、追っかけますよ。」
必死豆炭って、面白い言葉だね。
語源を載せておられるブログを発見。
ふーん、そうなんだ。
投稿日:2007-06-13 Wed
ついにおきゅうとを買ってきた。井上おきうと店というところの、三本入りのやつ。
ちなみにこの商品は、某鉄道会社系のスーパー(高級な方でも、大衆的な方でも同じお値段だった)で買うよりも、某デパートの地下1階(に食品売場のあるところはこの辺では一軒しかないはず)で買う方が安い。デパ地下の方がスーパーより安いこともあるんだ。
ところてんみたいな感じで、それ自体には味は付けられていないようだ。醤油をたらして食べたが、生姜か何か乗っけるといいんだろうな。
旨いから食べたくなるというよりは、さりげなく食卓に加えられる一品、という感じ。自宅で食べるときのメニューが増えそうだ。
投稿日:2007-06-11 Mon
【ネタばれあり】月曜日。
いつものように週の初めのばたばたで疲れていたので、
今日はさっさと帰って寝るべと思って職場を出た。
しかし、なぜか足は帰り道とは違う方向に向かう。
おいおい、どうしたと思っているうちに、
なぜだか映画館の前に来ていた。
ええい、しゃあない、
ここは一つ気合の入りそうなもんを見ていくか、
とチョイスしたのが、300[スリーハンドレッド]。
観ていて割と早く分かったのは、
この映画がリアリティとか時代考証とかを
放棄していること。
だから、
スパルタ兵はなんで胴体部分に防具をつけずに
素っ裸に近い格好で戦ってるんだとか、
少人数なら崖の上から岩を落とすとかやりようはあるのに
平坦な場所で白兵戦を挑むって兵法はないだろとか、
クセルクセスは何で
ピラミッドみたいな変なものに乗ってるんだとか、
そういう突っ込みをしてはいけない。
(その種の突っ込みが好きな人には、
おそらく無数のネタがあると思う)
では、リアリティを犠牲にして、
製作者は何をやりたかったのか。
玉砕という感動的なドラマを描きたかった、
という可能性もあるが
(こういう表現を使ったからと言って、
日本の特攻隊を美化する意図はない)、
それにしてはドラマの部分はおざなりというか、
少々付け足しっぽく感じられる。
最も力が入っているように見えるのは、
個々の映像表現。
早い話が、
スパルタ兵はあくまでマッチョな奴らであって、
それを見せなくてはいけないから、
体を隠す鎧など身につけてはいかんのである。
原作はグラフィック・ノベルだそうだが
(日本でいうと劇画みたいなものか?)、
おそらくその絵を動かしたらこうなる、
という感じで表現が作られていき、
その結果としてスローモーションなどの
「マトリックス」を思わせる表現が
出てきたのではないかという気がする。
ともあれ、個々のシーンの映像では
見るべきところの多い映画だし、
それだけでも十分もとはとれたと思う。
残念だったこと、三つ。
一つ目、ペルシャ軍が象部隊を繰り出したときに、
血に足を滑らせて勝手に崖から落ちたってのは、
あまりにも脱力する。
スパルタ兵が象を倒すシーンも見たかったなぁ。
二つ目、レオニダスがクセルクセスめがけて槍を投げ、
耳をかすめて外してしまうシーン。
何であそこで外すかなぁ。格好悪いやん。
クセルクセスの胸に槍が突き刺さろうとするまさにそのとき、
部下が飛び出してきて代わりに串刺しにされる、
とかではいかんの?
(まあ、レオニダスがクセルクセスに向かって、
血を流させてやる、と言ったのを成就させる必要があったのは
分かるが、的を外さずに血を流させる方法を考えて欲しかった)
三つ目、その後のレオニダスが死ぬ直前。
ほんの二、三本矢が刺さっただけでよろよろしているように
見えるんだけど、そんな弱っちいことでは困りますぜ。
もそっと重傷を負っているようには見せられなかったのかね。
ちなみに、Wikipedia英語版によると、
この映画の原作に影響を与えた映画、があるらしい。
"The 300 Spartans"、邦題は「スパルタ総攻撃」。
いつか見てみたいものだ。
300[スリーハンドレッド]
テーマ:300<スリーハンドレッド> - ジャンル:映画
投稿日:2007-06-10 Sun
つしま屋を出て春日公園へ。公園のベンチで「かすまき」を戴いた後、
公園内をしばらくぶらぶら歩いた。
広くて緑も多く、
なかなかいいところだ。
中央の噴水も大きくて、
ここから水が噴き上がっていたら
なかなかの迫力だろうと思わせる。
実際には水は出ていなくて、
カラスがとまっていただけだったが。
これだけ大きな公園を維持するとは、
春日市もやるじゃん、と思ったら、
県立公園だそうな。
この公園を含めて、春日はなかなか
住みやすそうなところだなと思ったけれど、
一つ気付いたのは、飛行機の騒音。
上空をひっきりなしに飛んで行き、
その度にエンジン音が響いてくる。
春日駅の辺りで見たら、
既に脚を下ろして着陸態勢に入っている。
それだけ低いところを飛んでいるわけだから、
うるさいのも当たり前だ。
まあ、着陸するルートは、
季節による風向きの変化に応じて
変わるはずだから、
一年中この状態ではないのだろうけれど、
一時期でもこれだけ騒音があったら
理想的な環境とは言えまい。
この辺に住んでいる人のことを考えたら、
福岡空港は早く移転すべきなんだろう。
もっとも、空港利用者の立場からすれば、
街中に空港がある便利さは捨てがたいのだから、
勝手なものではある。
投稿日:2007-06-10 Sun
歴史資料館を出て向かったのは、「つしま屋」という和菓子屋さん。
最近、行きつけの居酒屋さんで
ちょこちょこ対馬のお菓子を戴くのだが、
その製造元が渡辺菓子舗というところ。
「つしま屋」は、そこで修行した方が
やっておられるそうな。
店に辿り着くまでに道に迷って結構時間を食ったけれど、
何とか無事に探し当てた。
店構えは、小さい。
中もお洒落系ではなくて、
素朴な感じだ。
加壽萬喜は、「かすまき」とひらがなで書いてある。
買ってから次に書く春日公園に持って行って食べたが、
確かに渡辺菓子舗のものと似た味わいだった。
和菓子処つしま屋
福岡県春日市若葉台西6丁目11
092-584-4155
投稿日:2007-06-10 Sun
お昼からは、ちょっと春日へ。西鉄の雑餉隈駅から歩いて、歴史資料館を目指す。が、駅の近辺で道に迷った。ポケット版の地図は持っていたのだが、細かい道は載っていない。ネットから詳しい地図を印刷しておく方が効率は良いわな。
まあ、何だかんだで辿り着いたら、入口でどこから来たとかいう類の情報を書かされる。これは割とよくあること。書いたら、パンフレットの類を一つ一つ説明しながら下さった。そらご親切に。ただ、指に唾つけてめくった地図を来館者に渡すのは、あまりいい印象ないですぜ、窓口の方。
中に入って展示を見ていると、今度はボランティアだとかいう方に話しかけられる。いきなり展示の説明が始まったんだけど、こちらがあからさまに嫌そうな顔をしたせいか、途中で引いてくれた。
こういう過剰なサービスはところどころで経験するし、先方の熱意は分かるんだけれど、うーん、正直なところ放っておいてもらった方が有難い。
ここら辺は、以前書いた来客に話しかける店の人と同じことだろう。要は、こちらがコミュニケーションを望んでいないのに、先方はそれを望んでいると決め込んで話を始めるから、こっちが嫌な思いをさせられる、という図式だ。
これが英語なら、話しかける方に Can I help you ? という決まり文句があり、話かけられた方は No, thank you. と答えればそれで済むのだが、日本語の場合、それに当たるフレーズが定着していないから、話しかけられた方が「ご親切に話かけて戴いて大変有難いのですが、私はあなたとのコミュニケーションを欲しておりませんので放っておいて下さいませんか」という趣旨のことを、わざわざ言わなければならず、始まってしまったコミュニケーションを断ち切るためのエネルギーを使わなければならない。
おそらく、昔は、村なり集落なりの中で相手のニーズが分かっている状態で会話していたとか、あるいは知らない人でも、例えば旅人はその土地のことを知らないから情報を欲しがっているのが当たり前という状況があったから、いきなりコミュニケーションを始めても問題なかったのだろう。
しかし、今の世の中、そういう前提は崩壊しているのだから、それに応じて必要な言葉が出て来て定着してもよさそうなものだ。最近日本語が乱れているという論調の文章は良く見かけるし、そこでは昔の言葉遣いがいいものだという前提があるみたいだけど、新たに必要とされるようになったにも拘わらず欠けている言葉なり言い回しなりを補うことも必要なのではないかね。日本語で Can I help you ? に相当する言い回しが早く出て来て普及することを祈る。
おっと、話が脇にそれた。資料館自体は、考古学資料の部屋と民俗資料の部屋に分かれていて、小規模ながら展示品もそれなりにたっぷりあった。
周囲は歴史公園として整備されていて、昔の墓の一部が発掘された状態で観れるようにしてある。しかし、ここ、虫の死骸がたくさん転がっているし、肝心の墓にも蜘蛛の巣が張っていたりして、あまり綺麗ではない。せっかく施設を整備したのだから、メンテナンスもしっかりやって戴きたいものだ。
どちらかというと、地元の人がのんびりと過ごすために利用されているような雰囲気のある公園で、そういう目で見ても悪くない場所だった。
春日市奴国の丘歴史資料館
投稿日:2007-06-10 Sun
しばらく前、どこぞのブログで日田焼きそばを食いに行ったとかいうような記事を見て、日田の名物に焼きそばがあることを知った。そんでもって、今日、実物を食べてきた。と言っても、日田まで行ったわけではない。日田を本拠とする「想夫恋」という店の福岡の支店に行っただけ。
分かり易い場所で、迷わずに店を探し当て、焼きそばの並を注文。これにご飯やらサラダやらつけてセットにできるようで、周りを見るとセットの注文が多いようだ。
そうこうするうちに出てきた。ふむ、パリパリしていてもやしがたっぷり。情報どおりですな。ただ、パリパリの具合は思ったほどではなかった。標準はどのくらいなんだろうね。
味はなかなか。あっという間に平らげてしまった。これなら大盛り頼んでも十分完食できたかな。
ところで、日田市観光協会のサイトには、「観る」「泊まる」というコーナーはあるけれど、「食べる」というのはない。昨年焼きそばのスタンプラリーをやったときの告知がサイト内に残っていたからどんな店があるのか分かったけれど、それがなかったら焼きそばの情報は何もないところだった。こういうののPRには、あんまり力を入れてはいないのかしらん。
想夫恋
想夫恋 住吉店
福岡市博多区美野島1-5-1
TEL 092-473-7801
投稿日:2007-06-09 Sat
藤井真佐子(Pf)、あいれふホール入るなり来場者が記帳するようになっていて、ちょっとびっくり。入場料をとらない絵や写真の展覧会でなら見慣れているのだけれど。
席はかなり埋まっていた。見たところ、7〜8分の入りか。プログラムによると、奏者は地元出身の方らしい。最初の辺りは楽章の切れ目毎に拍手が起こっていたから、普段クラシックを聴かない方が地縁で来場されるといったこともそれなりの数あったのかと思われる。
一曲目は、モーツァルトのソナタ13番。軽やかに駆け抜けるというよりは、表情たっぷりの堂々とした演奏。ちょっとロマン派のピアノ曲みたいに聞こえなくもない。
次がベートーヴェンの14番「月光」。楽章毎の性格の違いが鮮やか。
休憩をはさんで後半。何やらお色直し(?)して出て来られた。まずはブラームスの小品集op.118。ゆったり目のテンポで丁寧に歌われていく。ブラームスもロマン派なのね、と思わせる演奏。5曲目のロマンスの中間部なんかは、何だかショパンを連想してしまった。
次はそのショパン。ノクターンop9-1。最後は「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」。締めに持ってくるだけあって、良い。
アンコールは二曲。一曲目はリストの「愛の夢」とおっしゃっていたが、後で調べるとこれは三曲からなる曲集らしい。旋律に聞き覚えがあったから、一番有名な三番を弾かれたのだろう。弾き始めたところで派手にくしゃみした人がいて、一瞬苦笑されたのが妙に印象に残っている。
二曲目はシューベルトの即興曲op.90-3。昔よく耳にしていた曲だったこともあり、私にとっては、この日一番心に沁みた。
聴いてみて、奏者の一番の持ち味は歌わせるというか、細部の丁寧な表情づけにあって、それにはロマン派のゆったり目の曲が一番合っているのかもしれないなぁと思った。
残念だったのは、ドスンドスンという感じの音ないし振動が演奏中に伝わってきたこと。特に前半は頻繁で、後半もときどきそれがあった。聴いている方も集中力が削がれたけれど、演奏する方はもっとお気の毒。何が原因なのかよく分からなかったけれど、建物管理者の不手際があったのなら、ホール使用料の減額くらい要求してもいいんじゃないかね。
投稿日:2007-06-08 Fri
おととい、おきゅうとを発見したと喜んでいたけれど、今日、スーパーやらデパ地下やらをちょっと回ってみて、
実はあちこちで売られていることが判明。
どうやら、
自分がこんにゃくとか売っているコーナーを覗いてなかっただけで、
この街には普通に存在する食い物であるらしい。
そうなるとゆっくり構えてしまって今日は買ってこなかったが、
まあ、次に飯を炊くときにでも食卓に上げてみるとしよう。
投稿日:2007-06-08 Fri
【ネタばれあり】混んでいる映画館は苦手なので、ヒット作は公開後日が経ってから観に行くことが結構ある。「スパイダーマン3」も公開されて1ヶ月以上経ち、先週末の興行ランキングも3位とようやく落ちてきたので、そろそろ空いたかと観に行った。案の定、入場者の少ない劇場で、ゆったり観ることができた。
主人公のピーターを中心に、MJ、ハリー、カメラマンの地位をピーターと争うエディ、サンドマンになる脱獄囚マルコあたりのエピソードが順繰りに関連し合って出て来て、最後に収束する。その辺りの筋立ては、なかなか巧みで飽きさせない。
ピーターが黒いのに取り付かれて性格が変わるのも、顔つきを変えてきっちり描き分けてあり、面白かった。ジャズバーでMJに嫌がらせするシーンなんかは、妙に格好いい。
若干の突っ込みどころ。MJが役を降ろされたのをピーターにずっと言わないのは少々不自然な気がする。ピーターもピーターで、グウェンとあんなキスしたら、そらMJが怒るわさ。
サンドマンはピーターに「許す」と言ってもらって去って言ったが、娘の病気で金が要る状況は変わっていない筈。こういう映画では、綺麗に解決しておいて欲しかったなぁ。
最後、ハリーが死んで一段落した後にピーターとMJが再び抱き合うけど、三部作で完結させるにしてはあっさりした終り方だった。もしかして、次に含みを持たせてるのかな?
スパイダーマン3
投稿日:2007-06-07 Thu
会議で、一昨日から昨日にかけて苦しんでいた案件を報告。どうやら重要なポイントは受け入れてもらえらようで、
一安心。
この件では、周りの人に随分助けられた。
どうやって感謝の気持ちを示すか、ちと考えよう。
投稿日:2007-06-06 Wed
昨夜、というか、今朝の仕事の続きが昼過ぎまでかかり、遅めの昼食を摂って移動している間に、
なんと「おきゅうと」発見。
昨日の今日だったのでちょっとびっくり。
意外に身近なところで売ってるもんだね。
今日は買う余裕がなかったけれど、
あそこならいつでも行けるな。
午後の残りは、会議で潰れた。
4時間はかかると覚悟していたが、3時間程度で終了。
それでも十分長いけど、ちょっと得した気分。
寝不足で、最後は集中力が切れてたけどね。
いつもの居酒屋で夕食。
M夫妻と3人で貸切状態。
おかげで、たぶん何年ぶりかでここのオムライスにありついた。
加えて、ママがまた仏事で帰られていて、
お土産のイカの塩辛とウニを出してもらった上に、
再び加壽萬喜まで戴いた。
うーん、お腹いっぱい。
さて、寝るか。
投稿日:2007-06-06 Wed
うかうかと引き受けた仕事の非本質的なところで壁にぶち当たって、
この時間に悩んでいる。
何かあほらしくなってきた。
もっと実のあることしないと
充実感がないんだよなぁ。
次はそういうのをやれるように
工夫しないとね。
投稿日:2007-06-05 Tue
おきゅうと、という食べ物があるらしいと聞いて、一度食べてみるべと、近くの自然食品の店(?)とか
豆腐屋さんとかで尋ねたが、置いてないとのことだった。
そうなるとかえって欲しくなるもの。
本格的に探し回ってみるかなぁ。
ネットでも売ってるみたいだけど、
街で探せばありそうな気がする。
投稿日:2007-06-04 Mon
週の初めは、相変わらずばたばた。今日はルーチンの仕事の他に、
昼にランチミーティングが入っていたのだけれど、
午後一番の仕事に気をとられて完璧に忘れていた。
それやこれやで一段落して夕方になり、
週末にやっておくべきだった仕事を何とかすべく、
図書館に調べものへ。
しかし・・・閉まってるやん。
月曜日だもんねぇ。
あはは、これもすっかり頭から抜け落ちとったわい。
夕方の斜光の中を飛んでいくカラスが、
カァと鳴いた。
投稿日:2007-06-04 Mon
3月9日付のエントリーで書いた展望台、久しぶりに行ってみたら、テーブルの板の部分が取り外されて、四本の脚だけになっていた。
いよいよ撤去されてしまうのだろうか。
それとも新しいのをちゃんと作ってくれるのかな。
投稿日:2007-06-03 Sun
ここんとこ、腰が痛い。今、「歳やな」と突っ込もうとしたそこのあなた、
大学出たばかりのソフトバンク・大隣投手も
腰痛で一軍昇格が遅れていたんだからね。
学生時代の口の悪い一部友人に聞かせたら、
「使い過ぎや」と言いそうだけど、
残念ながらそういうことでもない。
今のところ、原因は不明。
この二、三日、だいぶ良くなってきたけれど、
まだ違和感が残っているし、
ちょっとひねるような動きをすると痛い。
も少し様子を見てみるか。
投稿日:2007-06-02 Sat
今日は、洗濯してクリーニングの受け取りに行ったくらいで、何もしなかった。
この週末は仕事がたまっているんだけどなぁ。
投稿日:2007-06-02 Sat
昨夜は、仕事で知り合った方々と飲みに行った。一軒目は、沖縄料理の店。
安くて味も悪くない。
流行っているだけのことはある。
二軒目は、バー。
普段あまり話す機会のない人達と
あれこれおしゃべりできて楽しかった。
・・・が、飲み過ぎて頭痛いぞ。
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