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グリーグホールグリーグホール (Grieghallen) はノルウェーのベルゲンにあるホール。客席は1500席ある。1978年のベルゲン国際芸術祭初日にこけら落とし。ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもある。1986年のユーロビジョン・ソング・コンテストやノルウェーブラ

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デイヴィッド・ギャレット ヴァイオリン・リサイタル

デイヴィッド・ギャレット(Vn)、小森谷裕子(Pf)、アクロス福岡シンフォニーホール

この日は、ネルソン・ゲルナーという人のピアノ・リサイタルも予定されていて、会場のアルカスSASEBOに一度行ってみたいこともあって少し迷ったのだが、曲目でこちらのコンサートを選んだ。

プログラムが、ちょっと変わっている。初っ端にブラームスの2番、次いでモーツァルトの34番(K.378)。休憩をはさんでグリーグの3番。その後、小品が続く。バッツィーニ「妖精の踊り」、サラサーテのスペイン舞曲集より「アンダルシアのロマンス」、パガニーニの24のカプリースより13番、14番、モンティのチャルダッシュ。

曲の重みからすれば、ブラームスがトリに来てよさそうなところだ。アンコール・ピースみたいな曲を最後に並べるこの配列には、どういう意図があるのだろう?

最初のブラームス。弾き方に余裕があり、技術的には巧い人なんだろうと思わせるのだけれど、甘く、優しく弾いている感じで、どうもブラームスにはしっくりと来ない。モーツァルトになって、そういう演奏と曲が若干合ってきたような感じ。

後半に入ってグリーグ。初めて耳にする曲だけど、どこかで聴いたような曲想がしばしば。これがグリーグ節なのかしらん。この曲では、演奏と曲が更にぴったり来始めている感じ。

そして真骨頂は、一連の小品に入ってから。素人にも分かる名人芸という感じで、細かく速い音の動きを弾ききってみせるかと思えば、甘いメロディもしっとり奏でる。この辺り、拍手も大きくなり、盛り上がった。

アンコールは、クライスラーの愛の悲しみ。

こうしてみると、ギャレットという人は、自分のやりたいこと、あるいは、自分の売りにできることがはっきり見えていて、それに合わせてプログラムを組んでいるのだろうと推測できる。

率直に言って私の好みからは外れており、口直しが欲しい気もするのだけれど、良い音をたっぷり耳にできたし、今はコンサートに行けるだけでも嬉しい。まずは満足できた夕べだった。

蛇足を少し。

ソナタ3曲が奏される間、楽章毎に拍手が起こっていた(もう少し正確にいうと、奏者が弓を振り上げるなど、終わったという感じに見えたときに拍手が起こり、静かに終わるモーツァルトとグリーグのそれぞれ第二楽章の最後では拍手は起きなかった)。

会場が福岡の中心地で、しかも一応は室内楽のコンサートなので、クラシックを聞き慣れたお客さんが多いのかと思っていたら、そうでもないらしい。

ちなみに、お客さんは割と入っていた。五分くらいの入りではなかったかと思う。

ギャレットさんの奏する位置は、概ねピアニストのすぐ側だった。何故あんなにくっついて位置取りするのか疑問だったが、見ていると、完全に暗譜で弾いているのではなく、ピアノの上の譜面を見て弾いているのではないかと思われるシーンがちょくちょくあった。

演奏が終わって舞台から引上げるとき、ギャレットさんが先、ピアノの小森谷さんはその後について出て行くのが常だった。こういうときはレディ・ファーストではないらしい。

David Garrett

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グリーグホールグリーグホール (Grieghallen) はノルウェーのベルゲンにあるホール。客席は1500席ある。1978年のベルゲン国際芸術祭初日にこけら落とし。ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもある。1986年のユーロビジョン・ソング・コンテストやノルウェーブラ

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